令和6(2024)年度本協議会の総会研修会を、過日(4月23日)新ひだか町地域交流センターピュアプラザを会場に参集して開催しました。その中で前年度の事業経過報告と今年度の事業計画を審議、承認いただきました。午後からは今年度の研修内容やすすめ方を話し合いました。管内協議会として今まで実践している「みんなの一歩」となる研修を今年度もすすめたいと思います。
今年度は以下の研修内容にとりくみます。「異動時の引継ぎ資料・フォルダの整理」については、事務職員だれでも、どこでも“仕事のやりやすい、困り感のない環境”をつくることへつながる実践の継続と検証から成果や課題を明らかにします。「事務職員の職務」については、中教審「働き方改革の総合的な方策14項目」の業務に関わる学校が多くあり、業務の質と量が増加傾向にあることが昨年度の研究会の話し合いからわかりました。改めて「二本立て提案」や「請求補佐的業務」の再確認が必要になります。共同学校事務室の検証については各ブロックでの調査・回答をもとに交流し、管内的な共有を目指します。本協議会の実践の中で多くの時間をかけてきた「文書分類表」については、近年の制度変更により整理と再確認が必要と考えました。次世代へ継承していく上でも研修としてとりくみます。
さて、(この原稿の内容を考えていた時期)帰宅後いつものように、テレビを見ながら晩酌していた時に『生きがい』ってなんだろう?と頭に浮かびました。定年まで残り数年となり、今自分は何を考え、何をして過ごしていったらよいのか?惰性で過ごしていることへの疑問みたいなものが・・・。これでよいのか?変化が必要か?といろいろ思ってしまいました。30数年前の採用間もないころは、仕事の知識も浅く、とにかくガムシャラに目の前のことを(他の教職員にも迷惑をかけたこと多くありましたが)失敗しながらもやり遂げた経験を積み重ねたことが(大袈裟ですが)『生きがい』になっていたではと思いました。本業以外にも、部活動や少年団活動の指導の手伝いや労働組合の役員などにも手を出し、自らを忙しくしている中でも、いろいろな活動を通して人間関係を深めるなども含めメリハリを生み、充実した時間を過ごせたのでしょうか。これから本業に力を入れながら、自分を見つめなおし、『生きがい』を探します。
今年度も、本協議会の目的『会員の研修と親睦』の二本の柱を大切にした活動を会員の皆さんとともに実践し、学び研鑽する中から、「みんなの一歩」となるよう努めたいと思います。本協議会に対するご意見・ご要望ある場合は、ブロック理事を通して協議会役員へお知らせください。よろしくお願いいたします。
(2024年6月記)
 
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